2010年8月20日

Kenny Edwards 逝去

某SNSのKarla Bonoff コミュで知った、Karla の本日午後のtwitt。

Our good friend Kenny Edwards passed away this afternoon in Santa Barbara. Thank you for your thoughts, prayers and donations

 去年まで毎年3月頃にビルボードライブ大阪で Kenny Edwards と Nina Garber にサポートされた Karla Bonoffのステージを見ていた。2曲ほどやけど、Kenny と Nina のギターの掛け合いインスト・パートがあって楽しみにしていた。それが聴けなくなった。
 状況はよくわからない、なにやら旅先で入院して、重篤で、居住地に転送しなくては、、、と言っている間に亡くなったということのようだ。少し前に亡くなったRichieHayward と同じで、寿命というにはまだ20年早い。

 最近、Linda Ronstadt の紙ジャケ盤が数枚でたのをきっかけに、初めて Stone Poneys 時代の音源を聴いたところだった。60年代後半で、カントリーをルーツにしたフォーク/ロックの音ということでは斬新な印象を持った。と同時に、自分がレコード会社の人間なら、やはり「この、やったら歌がうまい(と言うか声量が豊かな)女の子をメインにして売り出そうじゃないか」と思うだろうなとも思った。というわけで70年代のLinda のライブ映像を見る時には、ほとんどバックばかり見ているような気がするんやけど、Kenny は当然そこにいる。
 Linda Ronstadt って、たしかにずば抜けて歌がうまいけど、それをサウンド的にサポートする方法ってのも同時に積み重ねられていて、70年代後半にソロ・デビューしたKarla Bonoff には、そのノウハウが注入されているな、と、車に常時登載の Karla の2ndアルバムを聞きながらつくづく思っていた。そしてその中心にいたのが、KennyEdwards だったわけだ。

 例によって、Wikiにはもう載っている。
>>Kenny Edwards (born February 10, 1946; died August 18, 2010)

 もう聞けない、Ninaとの掛け合いを思い出しながら
合掌(-人-)

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2008年5月19日

レガシー・エディション

 PCの世界で「レガシー」(例:レガシー・デバイス)と言えば「古ー、よーそんなん使とるな>お前」の意であるが、 CDの世界では悪い意味ではないらしい。

キャロル・キング
つづれおり(レガシー・エディション)<完全生産限定盤>
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1803154&GOODS_SORT_CD=101

 オリジナル収録曲全12曲の内11曲の未発表ライブでボーナス・ディスクが付くという趣向。ただその11曲の内10曲は、 「カーネギー・ホール・ライブ」と重なっているのが気になるところ。「ほんとに未発表ライブか?」と思うわけだが、これはつまり 「ほんまに未発表ヴァージョンばっかりやったら買わぬでもない」と思っているってわけで、既にして負けているのであるな(-_-;。
 以前に出たデジタル・リマスター版でも、ボーナス・トラック2曲で負けてしまったし、、、アナログ盤とあわせると、 同じアルバムを一体何枚買わせようというのだ?。。。。って、単純に、買わなきゃそれで済む話なんやけどね。

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2007年12月14日

Ike Turner 死去

Ike Turner, 1931年11月5日生まれ、2007年12月12日死去。享年76。
 http://www.cnn.co.jp/showbiz/CNN200712130003.html

 上の記事では、「60─70年代に前妻ティナ・ターナーさんとのコンビで多数のヒット曲を世に送り出したが、薬物依存やティナさんへの家庭内暴力で結婚生活は破綻。ティナさんの自伝やその映画化で、イメージが悪化した。」と。たしかに映画じゃLaurence Fishburne が、DV夫の Ike を好演してたものね。で、映画のラストシーンでは、麻薬で逮捕されたというテロップで終わる。

 まぁ、映画の制作時ではそうだということですけど、それからは麻薬を断って復活して、今年のグラミー賞もとってるんですけどね。

 まぁね、Ike もずば抜けた才能の持ち主だったんだろうけれど、Tinaの方がバケモンみたいな天才で、普通の天才じゃ太刀打ちできなかったってことでしょうか。。。っていう目で見られちゃうのは、不満だろうなぁ、本人は。

 ウィキペディアを見ると、もう死亡記事が書き込まれている。早い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC

 下のYouTube映像は、"Ike & Tina Turner Live in '71"としてDVDになってるものからのクリップ。ヨーロッパでのライブだが、この曲が一応アンコールの1曲目でこの日2回目の I Wanna Take You Higher、でその後にほんまのラストとしてブルースを1曲やるんだけれども、その最後に Tina のボーカルとIke のギターとでアドリブのソロ合戦をやるのが鳥肌もの。これはYouTubeには挙がっていないようなんだけれども、 Ralph Macchio がカラテ・キッドならぬギター・キッドを演じる "Cross Road"のエンディングで、Steve Vai とRalph Macchio (音の吹き替えは Ry Cooder)がやるギター・バトルのボーカルVs.ギター・バトル版です。形としては Ike が勝った形でステージが進行するんやけど、Tina のボーカルのパワーには誰も勝てませんて。

 不運なヒーロー、Ike Turner 氏のご冥福をお祈り申し上げます(-人-)

I Wanna Take You Higher - Ike & Tina Turner

http://www.youtube.com/watch?v=E2yPMS_-I2g

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2007年3月14日

月光仮面のおじさんは

 元MOPSの鈴木ヒロミツさんの訃報。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070314i312.htm?from=main3

 それほど年齢の離れていない鈴木さんに合掌(-人-)。

 俳優・タレントだと思ってた人も多いのだろうけれど、老生の世代としては「音楽性の高いGSの人」です。
 1971年の 「月光仮面」はある種コミック・ソングですけど、1971年の時点のTVの歌謡番組で、「月光仮面」のテーマソングの歌詞をいただいたスロー・ブルースを堂々と何度も演奏してたわけです。なにしろB.B.キングの初来日が1972年で、その前の年にTVの歌謡番組で堂々とスロー・ブルースですよ。快挙というか怪挙と言うか、とにかく凄いのでありますよ。(まぁ、誰が凄いかと言うと、ボーカルをとって、ギターも弾き、アレンジもしていた星勝さんの方が功績大なのですけれど。)
 1971年と言えば、憂歌団の最初の形(内田さんと木村さんのデュオ)がなんとか形になっていたとは言え、二人ともまだ高校生でまだ音楽シーンに上ってきてないし(この頃の音は老生も知りません)、ウェスト・ロード・ブルース・バンドにしても1972年の結成ですから。
 とは言え、うあ、36年前か。

 ところで、この「月光仮面」のテーマ、作詞は川内康範さんで、MOPSバージョンも歌詞はそのまま使ってて、曲だけ112のブルース・パターンで演奏してるわけですが、これ著作権的にはどういう処理になってたんでしょうねぇ、と今更と言うか、今だから不思議な気がして来ました。
 なにしろ川内康範さんと言えば、「おふくろさん」に語りを入れたのはけしからんという同一性保持権の問題で渦中の人ですから、ちょっとひっかかってしまったわけです。
 楽曲の同一性保持権というのは、歌詞は歌詞、曲は曲と別々にあるものだったのでしょうか。MOPS版「月光仮面」の場合、詞の著作者にオリジナルとは別の曲をつけて歌わせて欲しいと申し出て(有料であれ無料であれ)作詞家の許諾があれば、別の曲で唄ってよいものだったのでしょうか?この場合、作曲家の方の許諾も必要だったのでしょうか。
 このあたり不勉強でわかりませんが、なんでひっかかったかと言うと、1970年代の半ばにレコード・デビューをした上田正樹&サウス・トゥ・サウスが、レコード・デビュー前のライブで「道頓堀行進曲」をラグ・タイム風の16小節のパターンにのせて歌ってたのが、著作権の関係でレコードにできなかったという話を聞いていたのを思い出して、ちょっとこだわってしまったわけです。アコースティック・セットの方で、有山さんの生ギターでキー坊が唄うバージョンです。あれはあれで好きだったのですよ。どこかに音源残ってないかな。残ってたら、なんとか著作権処理をして公表してほしいのですよ。
 結局のところ、著作権の理屈がどうこうと言うより、いい音はやはり聴きたいというそれだけなのですけれどね。それがRespectということじゃないでしょうか。

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2007年2月 9日

キャロル・キング 誕生日

 今日はキャロル・ キング Carole King の誕生日

だって 私 62だから   ’Cause I’m 62

と間をとって満場の拍手をとってる Welcome to My Living Room で蓋を開ける The Living Room Tour Liveが2005年のリリースで24枚目のソロ・アルバムというベテラン。 しかもソロ歌手としての活動以前にソング・ライターとして一世を風靡していたという Long Rider ですけれども、 老生としては結局のところ1971年リリースのソロ2作目「つづれおり Tapestry」 の人だという気持ちで聞いてしまいます。このアルバムは、楽曲とキャロルさんのボーカルの良さは当然としても、 箱バン的に支えているメンバーが当時旬の名うてのセッション・ミュージシャンたちでしかもお互いに気心のしれた間柄ということもあり、 実際かなりの密度の演奏を聞かせてくれてるんですよね。小品ですが、Home Again での Russ Kunkell のドラムの切り込みや、全曲のベースを弾いている Charles Larkey のベース・ラインにはいまだに心が躍ります。

 というわけで、本日の寝酒ならぬ寝音は Tapestry です。

 

 

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2006年12月31日

聞き納め

 本年の聞き納めは、サディスティック・ミカ・バンドの「ナルキッソス」。
 バンドのローマ字表記 Sadistic Mikaela Band が示すように木村カエラさんをヴォーカルに迎えての二度目の再結成ユニット。
 リズム隊が高橋幸宏さん/小原礼さんでギターが高中正義さんと来ればインスト部には何の心配もないわけですが、これまでのこのバンドの弱点と言われてきていたヴォーカルがちゃんとしてると、ほんとに強力です。春に流れたCMで見かけて、これはCM用の企画だろうけれどヴォーカルがよいな、ヴォーカルの女性が誰だかはわからないが再結成してくれたらいいなと思っていたら、ほんとにしてましたね。J-POPの情報なんてほとんどチェックしていないので先日の「僕らの音楽」で初めて気づきました。

 ところで、CDのフリップにあるコピーですが、「音があれば、年の差なんて」はいいとして、「三止めの正直!」って。。。「三度目の今度でほんとに止めるよ」っていう意味なんでしょうか? それとも「ヴォーカルを強化しオリジナル・メンバーが熟してきた今度が最高」って意味なんでしょうか?

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2006年12月27日

ジェームス・ブラウン死去

 ジェームス・ブラウン James Brown が亡くなったとのニュース

 個人的な思い入れがそれほどあるミュージシャンではないけれど、その存在の大きさは(態度の大きさと共に)わかるつもりです。

 若い頃はラジオ欄に 「J.ブラウン特集」とあるのを見ては勝手に ジャクソン・ブラウン Jackson Browne (こちらのブラウンは最後に「e」がつくけど仮名表記にするとわからない(-_-;)だと思ってチャンネルを合わせては何度も落胆させられた苦い思い出もあります。何度もひっかかる老生が悪いのですが、当時は本当に腹が立ったものです。今となっては、比較するのが無理とは言うものの、やはりソウルのJBの方が大きいなと思います。(でも好みはeのつく方ですが)

 共演しているわけでもないのに何の脈絡もなく「JB’s Jet」(ジェームス・ブラウンの自家用ジェット機)の写真を自分のアルバムのジャケット裏に使っていたのはスティーヴ・ミラーでしたっけ? あの頃はその「お遊び」の意味(というか感覚)がわからなかったんですが、やはりそれだけ大きな存在なのでしょう。うちの連れ合いからすると日本で出演したTVコマーシャルから「ミソバの人が亡くなったね」ということになるわけですが、50年代~60年代のフィルムを見るとやはり outstanding だったのだなと納得します。マイケル・ジャクソンのムーン・ウォークだって、このJBがいなければ生まれてないんですものね。

 合掌(-人-)。

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2006年12月16日

デレク漬け、ウォーレン漬け

 先月のクラプトン大阪公演からこちら、毎晩オールマン・ブラザース・バンドの2003年のライブDVD"Live at Beacon Theater"を流しています。

 普通、クラプトンさんのライブに行った後はクラプトンさんのCDやDVDにはまるところですが、今度ばかりは生デレク・トラックスの印象の強さからデレクのプレイと映像に接することのできる唯一の手持ちのネタとしてこれにはまっているというわけ。最近、彼のバンド Derek Trucks Band の今年初めのライブのDVD"Songlines Live"も入手したし、今月の初めにはビリー・ジョエルさんの大阪公演にも行ったんですが、いまだにこのDVDの濃さにどっぶりと漬かる毎日。

 これ、はっきり言ってもう「あのオールマン・ブラザース」じゃないんですけどね。フロント・ラインのウォーレン・ヘインズ Warren Haynes とデレク Derek Trucks 君のギターそしてベースの オーテイル・バーブリッジ Oteil Burbridge さんといった若手(オリジナル・メンバーからすれば)メンバーを、オリジナル・オールマンズの爺様たち(サラリーマンで言えばもう定年前後ですよ)のリズム隊が支えているハイブリッド?なバンドです。そして、それが得も言えず凄い。

 デレク・トラックス君の存在を知ったのがこのDVDからなんですが、最初ブッチ・トラックスの息子だか甥っ子だかと聞いてつい偏見を持っちゃったんですね、「ああ、子どもの頃からオールマンズのバック・ステージに入り浸っていたフォロワーズなんだろう」と。この映像でも最初は大人しくスライド弾いてるんですが、3曲目の "Statesboro Blues" で豹変します。楽曲自体はオリジナル時代からのナンバーで、リードをとっているウォーレンさんもオリジナル・スタイルのスライドを弾いているんですが、後半グレッグさんのピアノ・ソロの後に2コーラスだけソロをとったデレク君が凄い。いきなりクラプトンばりの音色(SGで)とフレーズ。グレッグさんとウォーレンさんも「おいおいおいおいおいおいおい、、、やるなお主」とニヤリ。続く4曲目の Woman Across The River では、新生オールマンズ・サウンドとしてウォーレンさんとデレク君の壮絶なギター・バトルが展開され、デレク君がまったくフォロワーズなんかじゃない、独立独歩のギタリストなんだと気づかされます。デレク君はピックを使わずに生指で弾くんですが、それでどうしてと思えるほどクリアでアグレッシブな音で細かいフレーズを紡いでいきます。

 と言うわけで、ウォーレン兄貴のギターも含めて、未だにこのDVDから抜けられません。。。困った、他にも未見・未聴のDVD・CDがたまっているのに(-_-;

 …ところで、日アマゾンでの"Songlines Live" の日本盤アメリカ盤の値段の違い(¥4,935 対 ¥1,835) はちょっと酷すぎないだろうか? まぁこれだけではないのですが、日アマゾンがぼったくっているわけではなくて、定価レベルで日本盤のCD・DVDはアメリカ盤に比べればずいぶんと高いんですね。なんで?

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2006年11月20日

小野リサ・ライブ

 昨日小野リサ/ジャンバラヤツアー2006最終日(NHK大阪ホール)でした。こういう“癒し系”はもひとつ苦手なんですが、連れ合いとのつきあいということもあります。

 小野さんのサイトにもあるように今年の彼女のテーマはアメリカン・トラディショナルということのようで、バンジョーの有田純弘さんをフィーチャーしたバンド編成でした。ボサ・ノバを聴きたかった連れ合いには不全感が残ったようですが、バンドのみなさん(老生には未知)の技量も素晴らしいもので、基本的にアメリカン・ミュージックに親しい老生には聴きやすいライブでした。

 二部構成のステージで、二部が始まる前に有田さんのバンジョーをフィーチャーしたミニ・コーナーがあり、ひとしきりカントリー系の楽しげな音を紹介したあと、小野さん登場で「どうしてバンジョーを始めたんですか?」といったインタビューが。有田さんの答えが「10台の後半に映画を見ていたらバンジョーが出てきた。そこで『あっ、これは<じゃじゃ馬億万長者>の主題歌で使われていた楽器だ』と。それで。…あっと、ここで反応した人はオーバー・フォーティーですね。」とここでまず受けてました。実際中高年夫婦の観客も多いコンサートでした。
 続けて有田さんの蘊蓄披露。「さっき演奏した『大きな古時計』を作った、ヘンリー・ワーク Henry Clay Work って人の他の曲も大正時代に日本に入ってまして『東京節』っていうんですけど、<ラ~メちゃんたらギッチョンチョンでパイのパイのパイ>っていう歌詞で、後になって榎本健一さんが唄ってました。同じ人が作った曲でも、平井堅さんが唄ったのと、エノケンさんが唄ったのとじゃえらく印象が違いますよね。」
 これを受けた小野さん「??…どっちも知らない(-_-;」

 老生的にはここで一番うけました(^_^;
 たしかに小野さんはブラジル生まれだそうだから、エノケンはきついかも。でも、文化あるいは多文化ってのはこういうものでしょうね。「これはわからんよね、たしかに。でもまぁ仲良くやりましょ。」と落差に気づくところが出発点。

 ところで<じゃじゃ馬億万長者>のテーマというと、老生的にはTVドラマの思い出以外に、BBA(Beck, Bogart & Appice)の1973年の来日ライブで、ジェフ・ベックが、「ジェフズ・ブギー」のアドリブ部分のくすぐりに使っていたのを反射的に思い出すんですが、これに反応してくださるのはオーバー・フィフティーですな(^_^;

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2006年11月14日

デレク & エリック

 Eric Clapton Japan Tour 2006 3日目の今日、何の予習もせずに大阪城ホールへ行って、どえれえメンバーと演奏にぶっ飛んで帰宅したところです。老生が今日びっくりしたところなんて、このツアーの特設サイトにちゃんと書いてあったことなのですが、なんだか気力が不足しておりまして、とにかくヘロヘロ状態でチケットをとって会場へ行くのがやっとという状況でして(^_^;

 19:00開演のところ、お約束通り10分ほどすぎて始まったステージ。なんとトリプル・ギター。そしてダブル・キーボード、ドラム、ベースに女声コーラスが二人。エリック・クラプトン独演会というよりクラプトン・ギター・バンド演奏会という趣。しかも、1曲目から赤いSGをスライドで繰ってリードをとる、長い金髪を後ろで束ねている大柄な白人ギタリスト……どう見ても(と言っても、なにしろ野球場で言えば「ホームから見てバックスクリーンのすぐ右横」みたいな席だったので、位置はよかったものの細かいところがよく見えないのですが)デレク・トラックス Derek Trucks では? えっ? えっ? あの、デレク・アンド・ドミノスにちなんで名付けられたというデレク・トラックス君がクラプトン・バンドに? で、「レイラ」やるのか? ……やりましたねぇ、終わりの方で。しかもリフを弾いたのはデレク君ですよ。うぁ。。。デュエン伯父貴へのえー供養ですなぁ。(デレク・アンド・ドミノスのレイラ・セッションであのリフを提案して演奏したデュエン・オールマンはデレク君の伯父ではないですが、デレク君の血縁上の伯父であるブッチ・トラックスと一緒にオールマン・ブラザース・バンドをやってたということからすると、デレク君からすると伯父貴格ではありますからね。)

 それからベース。同じく遠目なので黒人だということとネイサン・イースト小父さんじゃないのはわかるけど、、、ひょっとしてウィリー・ウィークスさんですか? ああ、2曲目でベース・ソロやって名前紹介されましたね、やっぱり。。。もう一人の左利きのギタリストは知らない人なんですけど、今日はギター・ソロを二人の若手にふってますね、クラプトンさんは。まぁもちろん、おいしいギター・ソロは押さえてるんですけど、他のギタリストはリズム・ギター専門みたいな扱いじゃなくて、むしろ「さぁ演れ、もっと演れ」という趣です。とは言え、やっぱり「おまえら、なんぼ目立ってもええけど、最後はワシやからな。ワシより目立ったらあかんぞ。」という因果は含めてあるというところでしょう、って、いやいや、そんなことは言わなくても、一番メリハリのきいたギターはクラプトンさんでした(^_^; トリプル・ギターというのも実際の運用としては結構難しい構成なんですが、ダブル・キーボードも含めて緊張感溢れる演奏になってました。。。正直言うと、前半は若手に譲っても、後半、ブルース・セッションに移行したらクラプトン一人が弾きまくるようになるという可能性も想定していたのですが、そうはならずにスリリングなギター・ソロの回しあいになりました。でも、やっぱり締めは御大ですよね。

 セット・リストを作れるほど記憶力よくないんですが、鳥肌音楽さんがあげておられる大阪城ホール1日目(11月11日)とほぼ同じようですね。ただ I Shot the Sheriff はなかったのと、アコースティック・セットの Key to the Highway は2曲目でした。あと、なんとか終わりの方だけは覚えていまして、 Further On Up the Road 以降は1日目と同じでした。

 それにしても、デレク君ですよ。生で見たいミュージシャンの一人だったんですが、どうもオールマン・ブラザースの来日なんて難しそうだし、生は無理だなぁと思っていたらこうして見られるんですから、長生きはするもんです。合掌。いや、ほんま、一瞬 "Flying Dog"を見たような気がしましたもの。

☆☆ 後日追記 ☆☆
この日のセット・リストは大阪新地探索隊。さんに出てました。 トリプル・ギター構成ということで、ギター・バンドとしてぐいぐい来てましたね。Motherless Children の時でたしたか、3人のギタリストが、スライドでリフをユニゾン・コーラスするの聞いて呆気にとられました。ツィンならともかく、トリプルですもんね。こういうケレン味のあることをしてすべらないってのが凄い。

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