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2007年3月

2007年3月16日

福岡市図書館職員が不当解雇

 某MLで署名要請されていました。10数年の間一年契約の更新で働いてきた嘱託司書の継続拒否事例です。署名用紙での署名活動は3月18日集約ということですのでもう遅いのですが、メール・FAXでの取り組み要請(と言っても3月19日まで)もありますので紹介しておきます。WEBでは結局下記になるようです。

福岡市図書館職員が不当解雇

 本当は、「不当解雇」問題と言うより、「不当雇用形態」問題と言うべきところなのですけれどね。別に図書館員は本採用の公務員であるべきか否かというようなおはなしではなく、司書職であろうとなかろうと、一方で継続雇用と経験の蓄積の必要性を認めながら一方で1年契約の更新を重ねるといった不安定な雇用を続けるのが適切ではない、という意味です。

 MLではいろいろ詳しい状況説明もあったのですが、転載許可をとりにいっているタイミングでもないので割愛。

2007年3月14日

月光仮面のおじさんは

 元MOPSの鈴木ヒロミツさんの訃報。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070314i312.htm?from=main3

 それほど年齢の離れていない鈴木さんに合掌(-人-)。

 俳優・タレントだと思ってた人も多いのだろうけれど、老生の世代としては「音楽性の高いGSの人」です。
 1971年の 「月光仮面」はある種コミック・ソングですけど、1971年の時点のTVの歌謡番組で、「月光仮面」のテーマソングの歌詞をいただいたスロー・ブルースを堂々と何度も演奏してたわけです。なにしろB.B.キングの初来日が1972年で、その前の年にTVの歌謡番組で堂々とスロー・ブルースですよ。快挙というか怪挙と言うか、とにかく凄いのでありますよ。(まぁ、誰が凄いかと言うと、ボーカルをとって、ギターも弾き、アレンジもしていた星勝さんの方が功績大なのですけれど。)
 1971年と言えば、憂歌団の最初の形(内田さんと木村さんのデュオ)がなんとか形になっていたとは言え、二人ともまだ高校生でまだ音楽シーンに上ってきてないし(この頃の音は老生も知りません)、ウェスト・ロード・ブルース・バンドにしても1972年の結成ですから。
 とは言え、うあ、36年前か。

 ところで、この「月光仮面」のテーマ、作詞は川内康範さんで、MOPSバージョンも歌詞はそのまま使ってて、曲だけ112のブルース・パターンで演奏してるわけですが、これ著作権的にはどういう処理になってたんでしょうねぇ、と今更と言うか、今だから不思議な気がして来ました。
 なにしろ川内康範さんと言えば、「おふくろさん」に語りを入れたのはけしからんという同一性保持権の問題で渦中の人ですから、ちょっとひっかかってしまったわけです。
 楽曲の同一性保持権というのは、歌詞は歌詞、曲は曲と別々にあるものだったのでしょうか。MOPS版「月光仮面」の場合、詞の著作者にオリジナルとは別の曲をつけて歌わせて欲しいと申し出て(有料であれ無料であれ)作詞家の許諾があれば、別の曲で唄ってよいものだったのでしょうか?この場合、作曲家の方の許諾も必要だったのでしょうか。
 このあたり不勉強でわかりませんが、なんでひっかかったかと言うと、1970年代の半ばにレコード・デビューをした上田正樹&サウス・トゥ・サウスが、レコード・デビュー前のライブで「道頓堀行進曲」をラグ・タイム風の16小節のパターンにのせて歌ってたのが、著作権の関係でレコードにできなかったという話を聞いていたのを思い出して、ちょっとこだわってしまったわけです。アコースティック・セットの方で、有山さんの生ギターでキー坊が唄うバージョンです。あれはあれで好きだったのですよ。どこかに音源残ってないかな。残ってたら、なんとか著作権処理をして公表してほしいのですよ。
 結局のところ、著作権の理屈がどうこうと言うより、いい音はやはり聴きたいというそれだけなのですけれどね。それがRespectということじゃないでしょうか。

「図書館の偽装請負が国会で議論」

記録しそびれてしまってましたが、 先週のJLAメルマガ(第344号 2007/03/07)が、篠山での図書館を含む偽装請負の問題が国会で言及されたことを報じていました。以下、関連情報源のメモ。

●図書館の偽装請負が国会で議論
 (JLAメールマガジン  第344号<2007/3/7発信>)
※  JLAメールマガジン(会員限定)のBNは以下から参照できますが、該当号の公開はまだですね。(一ヶ月遅れでの公開という感じでしょうか。以前はもう少し早かったような。)
http://www.jla.or.jp/archives/

 それの元ネタと思われるのが以下(ネットでは)
●自治体が偽装請負/不安定雇用増やすな 穀田議員追及/厚労相も「望ましくない
  「しんぶん赤旗」2007年3月1日(木)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik07/2007-03-01/2007030101_01_0.html

 追及した議員本人のHPでの記事が以下
●地方自治体の偽装請負・派遣法違反を許すな<活動日誌 こくたが駆(い)く>
http://www.kokuta-keiji.jp/cat1/post_100.html

 衆議院の議事録では以下。
●第166回国会 予算委員会第五分科会 第1号(平成19年2月28日(水曜日))
http://www.shugiin.go.jp/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/003516620070228001.htm

穀田議員のHPでは、

 篠山市では市が100%出資の請負会社「プロビス篠山」(※)をつくり、図書館や学校に勤務する非常勤職員を雇い止めし、転籍させて同じ業務に就かせました。請負とは名ばかりで、市職員が指揮命令を出すなど偽装請負にあたるとして…。
 ※ 引用「ママ」ですが、「プロビス篠山」は「プロビスささやま」ですね。

と報じています。「転籍させて同じ業務に就かせました。」というのは、まぁ想定されていた話ではあったのですが、露骨すぎるお話しです。

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