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2005年8月18日

夏の風物詩

 「お盆も図書館は開いていますか?」という問い合わせ電話に少々キレ気味という話題はいくつかの図書館系ブログで散見しますが、これと並ぶ夏休み時期の図書館の定番ネタの時期がそろそろ始まります。

 そうマスコミ(新聞・テレビ)の「夏休みの宿題調べで賑わう図書館」記事ラッシュです。老生が目にした今年の初物がこれ↓

宿題追い込みで図書館“満席” 開館前に列

 あと記事にはなりませんが、そろそろ始まるのが「夏休み宿題読書感想文」の課題図書を求めて走る親の姿。正式には「青少年読書感想文全国コンクール」(主催:社団法人全国学校図書館協議会/毎日新聞社)ですが、子どもと親の気分としては「夏休みの宿題読書感想文」ですね。

 因みにこの課題図書一覧のページ

※課題図書はお近くの書店にてお買い求め下さい。

 とあるのが苦笑をさそうところ。たしかに皆が皆「図書館で」調達するべき資料とも言えますまい。また実際、課題の年の夏休みが過ぎても予約が続くとか、それがロング・セラーになるような作品は滅多にありません。

 もっとも今回の小学校低学年の課題図書の「アリから見ると」(福音館書店)は、「かがくのとも」で出たときから老生も好きな作品です。一度自館での「絵本のじかん」に使ったのですが、幼児ばかりだったせいか、老生のスキルが低いせいかもひとつ、彼らの想像力がついてこなかったようでした。小学校の低学年まで来ると、「うぁあっ」というリアクションがでてきそうです。

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