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2005年5月29日

川崎村のダウン後の状況

 やはりこういうところには書いてみるもので、川崎村立図書館のサーバ・ダウン後の状況について、知り合いの知り合いの知り合いくらいの距離でですが、当事者発の状況がメールで寄せられました。ただし老生の目から見て当事者の認識なのか、間に立って中継ぎをしてくださった方の認識なのかが区別つきにくいところもありますので、あくまで「伝聞」として老生が整理した上で、下に転載しています。

**** ↓ 以下状況報告 ****
 4月26日(火)からシステムダウン。
 当初は手書きメモで貸出した他、他のサービス業務(読書案内・レファレンス・コピーサービス・インターネット利用受付等)も通常通り行っていた。返却も、とりあえず受け取って、あとで返却処理を行うためにカウンター内で溜め込んでいた。
 なお、貸出作業については、PC単体での処理やハンディ・ターミナルでの処理はシステム上設定されていなかった。
 ところが、早急のシステム復旧の目処が立たないことがわかり、26日午後から手書きメモによる貸出を中止した(=つまり貸出を一切止めた。)また同日午後には、返却資料も置き場に困るようになり、同日夕方から受取を中止した(=利用者にいったん持ち帰ってもらった。)
 以後、貸出・返却を停止した形で、他のサービス業務(上記)のみ行うこととなった。

 サーバ・ダウンの原因は完全には特定されていないが、現象としては、ディスクの容量不足から動作が不安定になり、更にその不安定なデータがミラーリングにも書き込まれたためバック・アップ・データがバック・アップにならなくなった。結果として、書誌データや貸出データ・利用者登録データが消失した(全部か一部かは未確認。どうも全部か大部分のようなニュアンスあり。)。

 28日(木)からは、返却本の受取りを開始した。これは、貸出データの消失が明らかなことから「返却処理」(=貸出データの消し込み)が無意味になったため。

 5月7日(土)から、書誌データや利用者登録データの再入力を開始。

 5月10日(火)から、コンピュータによる貸出・返却業務も復旧。ただしデータの遡及入力は作業中。
(以上、葦岸堂が手探りで整理したところもあります。現地発は5月20日頃の報告のようです。)
**** ↑ 状況報告 終了 ****

 以上、あくまで「伝聞」としてご覧ください。

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