図書館のサーバがダウンして
ゴールデンウィーク前に岩手県川崎村立図書館のサーバがダウンして、当面の貸出・返却・検索ができなくなったという記事(岩手日日ニュース4月29日)がありましたが、5月になって復旧とのこと(岩手日日ニュース5月11日)でほっと一息。
それにしても、復旧に2週間ほどもかかるなんてちょっと考えられない凄いトラブルです。
ところで、ちょっと不思議と言うか疑問なのですが、貸出・返却については、ハンディ・ターミナルとか、PC単体にデータをためるなどの方法で当面は凌ぐのが普通だと思えるのですが、そういった記述が老生の見ることの出来た記事にはありませんでした。ほんとに貸出・返却が全面ストップしていたのでしょうか? 昔話になりますが、某町立図書館のオープン日にご縁があって見学(応援)に行った時のこと、オープン初日でしたが見事に過負荷に耐えられずにサーバがダウンしたことがあり、皆で貸出データを手書きメモにとったのを思い出します。自分の勤務先でも、システム・ダウンは何度か経験しています。最初は手書きメモ、後にはハンディ・ターミナルでの対応をしています。最近は流石にシステム・ダウンはありません。
上記の記事では、川崎村立図書館の貸出冊数(1日平均)は600冊余りとか。それなら、手書きメモでも対応できる数だなと一瞬は思いました。が、やはり貸出記録の手書きメモなどというのは、緊急時の短時間対応だと割り切っているから出来た(…でも半日続けたことも…泣)ので、たしかに長期(複数日)にわたってくるなら話は別です。
復旧までの日数がかかりすぎているのと併せてなんだかよくわからない、腑に落ちないケースですね。危機管理の問題としてどうだったのでしょう、という意味で他人事ではないです。詳報を待ちたいと思います。
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